「Team B.B.」設立の軌跡3

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京都府の宇治市にある黄檗体育館。
宇治市のバスケットボールプレイヤーであれば、
思い出がない人はいないでしょう。

私自身、この黄檗体育館で、笑い、泣き、青春を謳歌しました。

Team B.B.の第二回は公共の施設を借りて行うことになりました。
格安で借りることのできる中学校はお預け、
とにかく少しでも早くメンバーを集め、バスケットボールがしたかったのです。
が、バスケットボールをやるというよりも、
バドミントンをしたり、ドッヂをしたり…と。
まだまだ真剣にバスケットボールをする環境ではありませんでした。

その上、公共の施設を借りてはいるものの、使用料が結構高い。
約8,000円/回(4時間)。
一人500円くらいの会費は、毎回かさむと結構痛い。

・高校生からはお金はとらない。
・初回訪問の方にはお金はとらない。

これが、このとき決めたポリシーとも言えるTeamB.B.のルールとなりました。

ハマグチ マサユキ

「Team B.B.」設立の軌跡2

2005年7月17日(日)

まだ名前もないチームが結成される。

何年かぶりにするという人もいれば、初心者もいる。
縁があって会場は西宇治中学校をお借りしました。

男女混合での実力差バラバラの試合。

中には現役の高校生もおり、つまらなさそうにしている姿を見て、
大学1・2回の自分を思い出しました。

その高校生がいなければ、集まった人数は10人弱。
出だしから、チームの存続の危機でした。

利用したかった木幡中学校もいっぱいの状態。
人数もいなければ、体育館もない。

当然ボールは個人のものしかない。

何もない状態から、何がなんでもチームにしたいと、
僕の目標が明確になった日でもあります。

ハマグチ マサユキ

「Team B.B.」設立の軌跡1

立ち上げに至った経緯を話させていただきます。
これからもずっと永続的にその想いが続くことを願って。

立命館大学在学中の間、幾つかのサークルやクラブチームに参加し、
様々なチームでプレイさせていただきました。

しかし、そのどれもに満足できず、
結局決まったところに行くことはありませんでした。

ある程度レベルが高く、本当にバスケットを“楽しめる”チームがなかったのです。

ずっと悶々としながらも、
バスケットボールへの情熱は風化することはありませんでした。

「なければ作ればいい。」と一念発起。
いつでもココにいけばバスケができる。
いつでもココにいけばみんながいる。
「卒業」のないチームを作りたい。

そんな想いから、3回生の夏、まずは人数集めから始めたことを覚えています。

ハマグチ マサユキ

Team B.B. つながりのひろがり